農業機械の解説 3
乗用トラクター
車輪型
・用途
けん引、又は駆動型の作業機を装着し、耕うん、中耕、防除、収穫など農業全般に使用されます。
・構造
現在市販されているトラクターは10~150PS(馬力)のもので、すべてディーゼル機関です。
PTO軸はトラクターの後部に主PTO軸が装備されているほか、前部、腹部にもPTO軸を持つものもあります。
回転速度は540r・p・m.(回1分)標準回転速度のほかに2~3段変速ができるものもあります。
作業機昇降装置は油圧式で、プラウ耕のとき一定耕深に保つポジションコントロール、けん引負荷の大きさによって、耕深を変化させるドラフトコントローノヒや、ロータリー耕のとき田面の凹凸に関係なく一定
耕深に制御する自動耕深調節装置を装備したものがあります。
また、作業機の取付けには2点リンク式と3点リンク式とがあり、3点リンクには大きさにより0形、1形、1N
形、2形などがあります。
乗用トラクター(車輪型)2輪駆動走行部は、後輪のみを駆動する2輪駆動式と全車輪を駆動する4輪駆動式とがあります。
タイヤは水田など柔軟地の走行性向上のために、ハイラグタイヤが装備されているものもあります。
・取扱い上の留意点
各作業に適した大きさのトラクターを選定し、安全作業のために安全フレームやキャブを装着する必要が
あります。