農業機械の解説 7
安全フレーム
・用途
車輪型乗用トラクター用です。
他の車輔用のものもありますが、それらはまだあまり普及していません。
なお、機能は、主としてトラクターの転倒事故時の運転者防護です。
・構造
一般に、2柱式フレームと4柱式フレームが普及しています。
2柱式フレームは2本の柱からなる門型構造で、トラクター後部(主に後車軸ケース部)にボルト固定するものですが、ピンヤード(果樹園用)トラクター用の前部に装着した2柱式フレームもあります。
その他、折曲式フレームやアンチロール(連続ころがり防止)型フレームなどがあります。
一方、4柱式フレームは4本の柱からなる箱枠構造で、トラクター前部(主にクラッチ又はミッションケース部)とトラクター後部(主に後車軸ケース部)にボルト固定するものが多いですが、フェンダー上に4本の柱を取付けるものもあります。
なお、日除け用として、キャノピー(屋根)を装備することができます。
・取扱い上の留意点
安全キャブと同じですが、特に作業機との間にはさまれないよう留意する必要があります。
価格構造により異なりますが、2柱式では約10~25万円であり、4柱式では約20~40万円です。